引越しは荷物より気持ちが大変(私の場合)
東京は同じエリアの分譲賃貸に16年住んでいました。ものは少ない方だと思っていましたが、16年経つとそれなりに増えていたようで、ダンボール21個(大小)にもなってしまいました。その半分がデザイン本や旅の本、音楽関係、大学の教材でしたが…
洋服も必要ない雑貨も随時さよなら(捨てる)していたつもりだけど、たくさんいらないものがありました。時々、心に寂しい風のようなものを感じたり、自分がノスタルジックになっていたり、私の場合、引越し日までの1ヶ月は気持ちとの戦いが大きかったと思います。。
引っ越しの物理的な面は決定事項をクリアしていけばいいので、事務的に進めれば何の問題もないですから。
心理というのが厄介で、自分の性格からすると決めたら1週間くらいで引っ越したいと何度も思いました。何だか寂しくなっちゃうんですよね。うん。
それに住んでいたところは都会の田舎で、とっても静かでかなり気にいっていたので、そこから離れがたくて、離れられないと思っていました。今思えばそれに囚われていたように思います。
なぜなら今、引っ越してよかったと思えるし、引っ越せた自分を褒めたいし、ここで過ごす時間が充実していて、引っ越し前に考えた不安なことが何もなく、楽しくて。なんでもやってみるものですね!
それに。。引っ越す前は自分は1人で生きていると思っていたけど、なんでも手伝うよと言ってくれる人がいたり、寂しいと言ってくれたり…
そんな風に言ってくれる人がいるなんて思っていなかったから嬉しくて…
今はいつでも一人じゃないって思えます。周りの方へ感謝しています。
それに以前より不便なこともあるけれど、不便は実際不便ではなくて、昔住んでいたところより、10分多く歩けば、同じようなお店もある。近くにはパン屋さんが4箇所もあって、なんでもここで揃うし、近所の人に挨拶したりとっても人間らしい生活、時間が過ごせそうだと思っています。
こういう地に足がついた生活、というのかしら。いいものですね(自己満足:いつも、笑)
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