京都暮らし1年経過
タイトルの通り京都で暮らして1年が経ちました!
あっという間の1年。思い返してみれば楽しいことばかりですが、
仕事では本当に色々ありました。慣れない通勤や希望にそぐわない環境など。。
でもそんな事を乗り越えて今は自分の希望に近い形で仕事ができていて、
感謝している状態でいられることが嘘みたいだけど、本当にありがたい。
(数十年前にネット関係の仕事についてよかった。身につくまでは大変だったけれど)
話は変わって、家の周りにはパン屋さんや自転車屋さんが多くて、
これも本当に京都らしいというか、その特徴をよく示していると思っていて。
バスも発達しているけれど、自転車を足として使っている人が多いし、
自転車ショップはいつも誰かしらが立ち寄って修理している光景をよく見かけます。
古い自転車を修理して使う、っていう光景を日々見かけるのも良いですね。
自転車に乗る人が多いのは、京都は街自体が小さくて、
自転車でどこでも行ける距離感だからなんだと住んでみてやっとわかったことです。
美味しいものもすぐに買いに行けるし。
バスでもどこでも行けるけど、節約するなら自転車が便利なんだなぁ、笑。
パン屋さんも自宅の近くに5軒。
行列ができている店も多いし、それぞれ特徴があって楽しい。
競合調査して出店するのか特徴が丸かぶりしているようなこともなく。
鴨川が近いからパンとコーヒーを持って食べに行くもよいし、自宅でほっこりするのも楽しい。
※鴨川で食べる場合は、トンビにご注意を。上から狙いを定めています。。。w
そんな人気のあるパン屋さん。こんなに人気があるのに、
この夏を過ごしてみて驚いたのは1ヶ月くらい夏休みを取るところが多いこと。
京都の夏は聞いていた以上に、本当に暑くて湿度が高い。
(私の体に今までなかった異変を感じ、症状も出た、笑)
だからということはないけど、この暑い中で冷房をかけてパンを焼くのは
大変じゃないかと思う。発酵と湿気って関係していそうだし。
(ただ多分それとは違う理由で長い夏休みをとっているのだと思う。)
人気があるからとか、そういうことは関係なく、お店それぞれに客主体ではなく、
自分達の時間や人生を大切にしているように感じる。
なぜそんな選択をしているのか聞いてみたいし、お休みを取った後のパンはすごくおいしんじゃないかとも思うけど、おやすみとおいしさの関係を聞いてみたい。。絶対おいしさにプラスに影響している気がする。
という感じで、住んでみると観光とは全く別の視点で街や人、土地の特性からくる気候を感じることができるものですね。
私は彼と朝鴨川でその景色を見て深呼吸したり、話をしたり、目の前に見える景色やその色や風から季節を存分に感じることができる環境をとても気に入っています。
ここで1年過ごせしたことでこんなに満たされた気持ちになれるとは思っていなかったし、こんなに充実した時間を今まで過ごしたことがなかったからか、それに気がついたからなのかはわからなないのですが、自分が心地よくいることの大切さを知った1年になった気がしています。
それに私の生活を楽しくしてくれる彼に心から感謝していて、お礼の言葉をどう伝えたらいいのかわからないくらいなのですが、これからも色々教えてほしいなと思っています。
知らないを知る、は楽しいし、散歩しながらその土地の特徴を聞いたり、地元の人が通っているお店にいって食事を話して笑って、その街を自分の足で歩いて感じるし街が絵になって私の頭に入ってくる。その時にあったことがタグになって思い出になって、いつでも呼び起こすことができるってとても幸せ。ありがとう。
人には選択をする機会がたくさんあるのだと思いますが、
私はこの選択をして行動した1年前の自分を褒めたいし、幸運だと思っています。
これからの1年もまた沢山の感謝と楽しい、で自分をさらに心地よくしていきたいと思っています。
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